お薬について知ろう

お薬による治療を受けることになったら

Q3.
お薬による治療を受けることになったら、どのような気持ちで臨めばよいですか?
A3.
お薬のことを正しく理解し、治療を続けていこうとする意欲をもつことが大切です

お薬による治療を開始するとき

お薬による治療を開始される患者さんでは、まずお薬が何のために処方されているのかを理解することから始めましょう。多発性骨髄腫の患者さんでは、一定の期間にわたってお薬をきちんと服用しなければいけませんので、お薬のことを正しく理解し、「これからしっかり取り組んでいこう」という意欲をもつことが大切です。薬剤師は、そのためのアドバイスを行っていますので、心配なことがあれば話してみてください。

お薬による治療を続けるには

治療を続けていると、時に意欲をなくしてしまうことがあります。そのようなときは、“なぜやる気がなくなったのか”、“なぜうまくいかないのか”を薬剤師といっしょに考えましょう。原因にはいろいろあります。たとえば、副作用が出ているのではないか、薬を飲む時間が患者さんの生活パターンに合っていないのではないかなど、一つ一つ原因を探ることから始めましょう。その上で、たとえば1日1回飲む薬であれば、“朝に飲んだ方がいいのか、夕方の方がいいのか”、あるいは眠気を催すようなお薬であれば、“飲む時間を夕食後から寝る前に替えてみてはどうか”など、薬剤師と相談しながら解決していってほしいと思います。

お薬を変更するとき

お薬が効きにくくなって、他のお薬に変更せざるを得ないことがありますが、これは決して特別なことではありません。お薬を変更した場合には、「今度は前のお薬とは違う作用をもつお薬を使ってがんばってみよう」という気持ちをもつことが大切です。お薬を変更するときには、副作用に対する不安はもちろんですが、それに加えて、1つめの治療がうまくいかなかったのではないかという不安もあると思います。薬剤師は、できるだけ患者さんとコミュニケーションをとるように心がけていますので、不安なことがあれば声をかけてください。

(北田徳昭先生)