こころのサポート

どのように受け止めるか

Q2.
悪い知らせを受けたとき、どのように受け止めたらよいでしょうか?
A2.
主治医の先生の指示に従って治療を続けていけば悪い結果にはならないと信じて、前向きな気持ちで生活していきましょう

多発性骨髄腫と初めて診断されたり、再発の診断を受けたり、あるいは検査結果が悪くなるなど、悪い知らせを受けたとき、誰でも落ち込みます。しかし、“主治医の先生の指示に従って治療を続けていけば悪い結果にはならない”と信じて、積極的に治療を受け、前向きな気持ちで生活していくことが大切です。ただし、無理に明るくなる必要はありません。ご自身の性格に合わせていけばよいと思います。ほんの少しでかまいませんから、前向きになってみましょう。

また、たとえば糖尿病だと、血糖値を下げるために食生活を変えたり、運動するなど、目標に向かって患者さんがご自身で努力できることがあります。一方、多発性骨髄腫のような病気では、あたかも見えない敵と闘っているようなものですが、健康的な食事と睡眠を心がけ、規則正しい生活を送るなど、身近なことをもう一度見直して、前向きな気持ちで生活していきましょう。

さらに、安心して治療を続けていくために、少し勇気を出して主治医の先生に質問してみるのもよいと思います。主治医の先生から、質問に対して説明を受ければ、より納得して治療を続けていけるでしょう。ただ、「何を質問してよいかわからない」、「こんなことを質問しては怒られるのではないか」など、なかなか質問しづらいという患者さんには、国立がん研究センターから発行されている『重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ』というパンフレットが役に立つと思います。これは、がん患者さんからよく寄せられる質問を紹介したものです。これを見ると、「他の人はこんなことを聞いているんだ」、「こういうことを質問すればいいんだ」と、自分が質問したいことの整理や質問の準備ができますので、参考にしてみましょう。