骨を守るために

骨の検査

Q3.
骨の検査にはどのようなものがありますか?
A3.
レントゲン検査をはじめとした画像検査が中心です

骨に障害があるかどうかを見きわめるのに最も重要な方法はX線検査、いわゆるレントゲン検査です。レントゲン写真だけでは診断がむずかしい場合には、CT、MRI、PETなどのより詳しい画像検査を行って総合的に判断しています(図5)

図5 骨の障害は画像検査で診断します

[写真:和泉透先生ご提供]

多発性骨髄腫による骨折と通常の整形外科的な骨折を画像写真だけから見分けることはむずかしいのですが、多発性骨髄腫による骨折は、いろいろな部位に同時に起こることが1つの特徴です。乳がんや肺がんなどが骨に転移している場合にも同じような傾向がみられます。血液検査などの詳しい検査を行えば、骨の障害が多発性骨髄腫によるものか、もしくは骨粗鬆症など、別の原因によるものかを見分けることができます。また、すべての患者さんに対してではありませんが、詳しい画像検査によって、将来的に骨折が起こる可能性のある場所を予測することができます。もしそれが腕であった場合は、そちらの腕で重い物を持たないようにするなど、あらかじめ注意することで骨折を予防することも可能です。